犬の文鎮、「シナリオ」、和田さん、吉備土手下麦酒と真備竹林麦酒、沢知恵、都知事選、タイポグラフィ的なもの
〈犬の文鎮〉
これは文鎮? 本を開いて読むのに重宝している。そこのラベルにGENSE NOBEL。ノーベル賞晩餐会に使われているスウェーデン王室御用達のカトラリーメーカーの犬。ナイフのせ。これも京都のUmwelt。本は『永田耕衣全句集 非仏』(1973)
〈「シナリオ」7月号〉
久しぶりに本屋さんに行ったら「シナリオ」7月号があった。早く紹介しないから、ブログをモタモタしていて今ごろになった。8月号がもうすぐ出るよ。
大高郁子さんがマグリットの『恋人たち』を、見事にアレンジしたコロナのマスクの絵。
〈週刊文春の表紙〉
週刊文春。こんな絵でも表紙になる。文春は和田さんにまかせているのがえらい。2020年7月2日号。
〈まん中にあるのは巨大なキノコではなくて、船を繋留するもの。港にはつきものの、あれ。あれの名称をぼくは知らないのですけど。(1998年7月30日号)〉調べてみたら「ボラード bollard」という。白い波頭がいい。
先週(6月25日号)の表紙は定番の猫。どこの猫かとおもいきや。〈仕事場に通う道すがら、ふと見上げると木の上で気持ちよさそうに眠っている猫ちゃん。それから毎日その木を見ます。いつもそこにいる。(2007年7月12日号)〉
両方ともロゴをはずしてトリミングした。和田さんが見たら怒るだろうな。自分の絵を勝手に加工されることが我慢できないので、自分が描く絵のデザインは自分でやると言っておられた。和田さん、すみません。
〈まび〉
歌手の沢知恵さんに依頼されて、岡山の地ビール屋さんの支援プロジェクトのビールのラベルを作った。彼女の去年のCDアルバム『雨ニモマケズ』とコラボレーションしている。美味しいビールです。どんどん注文してあげてください。ラベルの文字は、〈ヨコカク〉の岡澤慶秀さんのオリジナルフォント「どうろのじ」。これがとてもいい感じ。メールで申し込んでください。詳しくは〈岡山マインド「こころ」〉のHPで。
http://mindkokoro.web.fc2.com/
〈都知事選のポスター〉
都知事選のポスター。選挙のたびに情けないポスターが作られるのは、慣れっこだが今回はすごい。どうしたらこんなにひどいものができるのか。だれがこんなものを許可しているのか。目を疑う。期日前の投票の説明にいたっては伝える気がない。選挙中は掲示板のポスターサイズの規定を無視して、大きいものを作ればよい。こんな不細工なデザインじゃなく。
候補者のポスターもなんだろう。古い。いつまでこんなことをしているの。食欲がわかない。
こんなものじゃ100年待っても、投票率はあがらない。この候補者の掲示板に、大きな「選挙に行こう」ポスターを作って貼ればいい。スペースあいてるよ。もうポスターは意味がないんだろうか。投票率が大切なら、なにもかも一から考え直す必要がある。
〈タイポグラフィ的なもの〉
一行目を下にそろえれば、左の広いアキがせまくできるのに、行頭を階段にしたかったんだ
道路の標識だけでは足りない。子どもが集まる公園だから念入りに。矢印、あと二本は入れられる。どうせなら上下に二本ずつにすれば訴求がつよい
テープでつくった「止まれ」の「ま」。「止」は全部テープ。「れ」は丸々のこっている。「止ま」の「ま」のカーブの手前まで、道路工事でなくなってしまった。消えたところをテープでレタリング。「ま」の最後の尻尾のところの処理は雑。もっと下だとよかった。ちゃんと文字を書く予算がなかったのかな。役所だから工事がすんだら検査するはず。これでOK? 面白いけど。
年代ものの駐車禁止
植え込みの中にもぐり込んだ、学校長の駐車禁止
塗り直した「たばこ」。となりの「贈りものにギフト券を」がほぼ消えている
通り抜け禁止。左の説明はもう読めない
街路樹の説明の看板があるんだ
植木屋さんのはしごです
羽田空港新ルート飛行反対、手書き第二弾。
駐車ナンバー、15と16。16はもう溶けている
夕方4時からBSでアメリカのPBSのニュース。サンフランシスコ連邦準備銀行のプレジデントでCEOのマリー・デイリーさん。うしろの本棚、かなりロボット好き。リモートのTV画像を見ていると背景が面白い
〈梅雨時の花〉
うちのマンションの庭
朝顔が話かけてきた
真っ赤なアマリリス
今日の一曲はこれ
We’ll Meet Again/The Ink Spots