『アメリカン・スナイパー』クリント・イーストウッド監督/2014年

 

新宿へ出たついでに見に行く。初日なんて何十年ぶりだろうか。DVDばかりで、年に一度ぐらいしか映画館に行かない情けない映画好き(と言えるか)だが、この映画は劇場で見たかった。とか言いつつ、映画館でのクリント・イーストウッドの新作はずっと見逃してばかり。

 

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2月も更新は1回だけで終わり3月になった。このブログは、なんだか雑誌みたいになってしまう。ついつい話題をたくさん入れてしまう。今回も長くなった。これでも省いた話がある。次からはもっとシンプルに心がけよう。

 

「本の雑誌」の連載は3回目。新書の帯のことを書いています。3月10日頃発売の4月号にも新書のつづきの話。

 

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1月30日の雪は、天気予報の通りお昼から雨になった。去年の大雪の前にうちの奥さんが「島忠」で買ってきたシャベルは役に立つ。大きいのに軽くて、たくさんすくえる。いつものように、マンションの前を雪かきする。雨が降ればすぐに溶けるから、雪かきしても無駄なようだが、歩いていると溶けかけの雪はすべりやすい。毎度のことだが、自分の家の前だけでも雪をどけてくれていると歩きやすい。

 

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近所の中野富士見中学校跡の工事風景。特別養護老人ホームになるという。1986年に日本中を驚かせた、いじめの事件があった学校。その後、たくさんの〈いじめ〉がおきたので、今はもうみんな忘れているかもしれないが、日本の〈いじめ自殺〉の最初らしい。93年にこの町にこしてきたときに、ここがあの中学なのだと思い出した。2009年に廃校。なかなか跡地の利用がきまらずほったらかされていた。去年の秋からやっと工事が始まって、来年の春には完成する予定。樹木や茂みがあるので狸が棲みついていた噂もある。近所に狸が出没するし、我がマンションでも家人が見かけている。狸の巣があるとしたら、この中学校かもしれないと二人で話していた。狸は都内でもけっこう出るらしい。阿佐ヶ谷に住んでいる知り合いが、庭で狸を見たと言っていた。富士見中学は木が多く、校門のそばには見事なしだれ桜があったのだが、今は遠くに見える三本の木だけしか残されていない。以前に工事担当の区役所のひとにたずねたときに、ある程度の木は残すというようなことを言っていたが、はたして桜たちは戻ってくるだろうか。

 

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ずいぶんブログをさぼってしまった。昨年の秋、ベルリンとポーランドの旅行から戻ったあと、10月29日に更新したまま、11月、12月は何も書けなかった。みなさま、どうもすみません。正月休みに原稿をためる計画も失敗。

 

今年は、デザインやタイポグラフィで気になったことや本の他に、しばらくベルリン旅日記の二本立てでいくことにする。

 

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10月15日から、奥さんと二人でベルリンに行った。途中でワルシャワに出かけて、ウッチに住んでいる友人夫婦と会い、26日の午後に東京に戻った。10泊12日。「芸術新潮」卒業旅行。ベルリンからブログの原稿を送るつもりだったが、疲れてそんな余裕なんかなかった。

 

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木版画をやっているイラストレーターの正一君に、HBギャラリーの藤枝リュウジさんの個展「凸と凹」(10月15日まで)のオープニングで会ったら、「ブログはまだですか」と催促された。そのとおりでなかなかコンスタントにすすまない。8月は1回、9月は2回、10月はまだ1回。伊野孝行君のように週1回が目標だがそうはいかない。

 

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またまたサントリーの中吊り広告。ハイ&カラだって。〈&〉が小さく虫みたい。ハイボールの〈ボール〉とカラアゲの〈アゲ〉が、小さくそれぞれの頭の二字のしたにそえてある。パッと見は〈ハイカラ〉。古いことば。今どき使うのかな。大阪弁で「ハイカラやな」というのは生きているはず。そう読ませたいのかな。新しいことばにしたいのか。井川遥さんの写真は前回のほうがいい。

 

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「金麦」の最新作。このシリーズけっこう禁欲的(金麦的?)でシンプル。角ハイボールと同じ路線かな。美人女優のアップとグラス。そして(私だけには)意味深なキャッチコピー。今回は〈ていねいに、ていねいに。〉ときた。「角ハイボール」では〈つめたい〉で文字がつめつめだった。デザイナーは、〈ていねいに、ていねいに〉仕事をしないといけない。でも、右側の壇れいのぼやけた顔は必要なのかな。手元だけで十分な気がする。(電車内の窓上広告で、つり革がじゃまでうまく撮れずに図版分割でお許しを)

 

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夏休みをはさんで、ずいぶんこのブログを休んだ。一旦さぼるとなかなか書き出せない。前回が8月7日だから、もう3週間以上過ぎて9月になってしまった。

 

「本の雑誌」9月号(連載エッセイ「百歳までの読書術」)で、津野海太郎さんが6月29日に亡くなった斎藤晴彦さんについて書いている。

 

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